日本人初のゼンタングル認定講師(CZT)さとういずみ先生の『はじめてのゼンタングル』講座を受けに行ってきました。
さとういずみ先生は現在アメリカ・カリフォルニア州にお住まいなので、今度日本でゼンタングルクラスがあったら受けたいなと思っていたので、ようやく、念願かなって行ってきました〜。(何度も日本でも開催されてるのですが、なかなか予定が合わなかったり、気付いた時にはもう終わったあとだったりしたので(^^;))
さとういずみ先生、明るくて楽しくて素敵な方でした〜。
お話も面白くて、説明もすごくわかりやすくて、あっとゆー間の2時間でした。
ゼンタングルとは?
リック・ロバーツとマリア・トーマス(Rick Roberts and Maria Thomas)が考案した、誰でもペン1本と紙だけでできる、簡単なパターンを繰り返し描くだけで誰でも美しいアートを描いて楽しむことができるメソッド。
ゼンタングルという言葉は、「Zen(禅)」と「Tangle(絡まる)」を合わせた造語で、アートに関する知識・経験は必要なく、絵心やデッサン力なんかも必要ありません。
一定のパターンを繰り返し描くことで、無心になるので、ヨガや瞑想のようにリラックスしたりストレス解消といった効果もありそうです。
面白いことに同じパターンを描いていても、その時々で、全く違う仕上がりになったりします。
私は、瞑想はどうしても雑念が入るので、ゼンタングルのように、ただひたすらパターンに沿って何も考えず書き続ける方が無心になれます。
人それぞれかもしれませんが。
たまに電話しながらメモなんかにペンでぐるぐると丸だったり波波だったりを書き続けている感覚と一緒だと思います。
ゼンタングルを始めるのに必要な道具
紙とペン。これだけです。
今回の講座では、サクラクレパスから発売された「ゼンタングル・ツールセット」が付いていたので、こちらを使用しています。
セット内容は、
- ピグマペン(黒)01mm×1本
- ピグマペン(黒)03mm×1本
- ピグマペン(黒)05mm×1本
- 擦筆×1本
- 鉛筆×1本
- 白タイル(89×89mm/コットン100%)×5枚
- 使い方説明書
至れり尽くせりですね。
このキットがあればすぐゼンタングルを始められますね。
ただもちろん、このセットを使わなきゃいけないわけではありません。
家にあるペンや紙で十分です。なんならチラシの裏に書いてもOKです。(笑)
使うペンもなんでもいいんですが、ゲル状のペンの方がインクの滑りがいいので書きやすいと思います。
実際に描いてみよう
ツールセットから白タイルを1枚取り出し、基本の描き方に沿って描いていきます。
あ、ゼンタングルの描画用の紙をタイルと言うそうです。
これはそれぞれのタイルを組み合わせてモザイクアートのようにしたりすることもあるから見たいです。ちょっとうろ覚えですが(^^;)多分本に詳しく描いてあったと思います。
さとういずみ先生の教えてくれたパターンをどんどん描いていきます。
ちなみにゼンタングルには、上下も正解も失敗もありません。
ですので、角度によっては描きにくかったりすることもありますが、そんな時はタイルをくるくる回して描きやすい方に変えればいいのです。
上下も正解も失敗もないので、ただただ描きやすいように描いていきます。
ただし、1つだけルールがあります。
それは、「消しゴム」を使わないこと。
描き進めるうちに、線が歪んだり、手が滑って意図しないところに線ができちゃったりすることもあると思いますが、それも失敗ではないのです。
そこからまた別のパターンにしていけば大丈夫。
心の赴くままにどんどんと変化していってもいいというところが、ゼンタングルの「Zen(禅)」の部分なんでしょうかね。
できたタイルがこちら。
そして、皆さんのタイルも。
同じパターンを描いているのに、こんなに違うんですね〜。
不思議です。
それぞれにパターンを描く場所を変えてもだいぶ雰囲気が変わるみたいです。
面白いですね。
また色々、家に帰ってからも描いていこうと思います。
ストレス軽減にもなりますし!
あ、ツールセットの他にもマリアのゼンタングル・ビジューカードをプレゼントにいただきました。