たまたま昨日見ていたテレビで、日本人の使うおかしな?間違った英語で出てきた、
「A Happy New Year!」は変だよ。
つけてもつけなくても良いくらいにしか思っていませんでしたが、そうなんだ!とちょっとびっくりしました。
英語圏ではクリスマスと新年の挨拶を一緒にする
英語圏ではクリスマスと新年の挨拶を同時にすることもあり、
『Merry Christmas and a Happy New Year』と表いうそうです。
これを、『Merry Christmas』と『a Happy New Year』という風に誤解していったのではないかと。
どうして『A』はつかない?
日本では割と使われることの多い『A Happy New Year”』。
年賀状に書く場合には『A』はいらないという事実。
年賀状素材にも『A Happy New Year”』となっているものもあるのに、なぜ『A』はいらないんでしょう?
日本経済新聞社とピアソン社が共同開発! GlobalEnglish 日経版
単体で使われる時は間投詞になるので冠詞はいらない
間投詞・・・習ったような気もするけど覚えていないな・・・(^^;)
間投詞・Interjection
英語を話す上での潤滑剤となるのがこの間投詞です。
感動、応答、呼び掛けを表し、活用がなく、単独で文になり得る語です。
主語、述語、修飾語になることも、他の語に修飾されることもなく、
間投詞、感動詞、感嘆詞、嘆詞とも言います。
感嘆詞は記憶にあります!
感情を思いっきり表現するときのですよね。
わかりやすいのは
『Happy Birthday !』とか『Merry Christmas !』でしょうか。
どちらも『A』はつけないですね。
冠詞は、なんらかの意味の限定をするときに使うものなので、名詞単体で使う時は冠詞はつけなくても良いんです。
英語学習ならThe Japan Times On Sunday
文章になると『A』は必要
えぇ〜( ̄△ ̄;)?
クリスマスになるとよく聴こえてくる歌『We wish you a Merry Christmas』。
この歌詞を改めて見てみると、
We wish you a Merry Christmas,
We wish you a Merry Christmas,
We wish you a Merry Christmas,
And a Happy New Year.
となってますね。
ここでは『a Merry Christmas』と『a Happy New Year』となってますね。
実は、これは『We wish you』の後に出てくるので冠詞の『A』がつくんです。
『We wish you』で「あなたに…を祈っています」という意味なので、ここの「…」に入るのは「名詞」になるからです。
「名詞」として使われていて、なおかつyear が可算名詞なので原則冠詞が必要なんですね。だからこの歌詞では『A』がついているのです。
ややこしい。
まぁ、単体で使うなら『A』はいらない。
文章の中に出てくるなら『A』が必要。
と思っておけば良いでしょうか。
実際文法的にはもっと複雑な気もしますが・・・
丸暗記が楽ですね(笑)
「新年おめでとう」は『Happy New Year !』。