今日、2017年2月3日は節分ですね。
そして節分の次の日は「立春」。
もう暦の上では「春」なんですね〜、まだまだ寒いですけどね。
まだまだ雪も降ってますしね。
そういえば日本語には「雪」を表現する言葉はたくさんありますが、英語でもいろんな言い方があるんでしょうか?
降る時期によって変わる「雪」の名称
初めて降る雪は「初雪」…first snow
「初雪」は英語だと、“first snow”。
まぁそのままですね。覚えやすい。
“the first snow of the season”とその時期に最初に降った雪と時期まで言うこともあります。
例文:今日初雪が降ったよ。
It was the first snow of the winter today.
例年よりも早く降る雪は「早雪」
特にこれ!と言う言い方はなさそうです。
単純に早い時期に降る雪ということで、“an early snowfall”。
例文:この冬は雪が早くから降った。
Snow fell early this winter.
初めて山に積もった雪は「初冠雪」
これも特に表現があると言うよりは、山に初雪が積もったということなので、“first snow to settle on a mountain”。
もしくは雪で覆うということで“cover”を使うこともあるみたいです。
例文:富士山の山頂にこの冬最初の雪が積もった。
The top of Mt. Fuji was covered with the first snow of the season.
冬に別れを告げる最後の雪は「終雪」
これも最後の雪なので、“last snow”。
まぁわかりやすいですね。
例文:昨日この冬最後の雪が降った。
It was the last snow of the winter yesterday.
名残を惜しむように降る雪は「名残雪」
もうだいぶ暖かくなり、そろそろ春かなぁという時に降る雪ですね。
「名残雪」で検索するとほぼあの有名な歌について出てきます。
どうやら調べてみると英語だと「なごり雪」は“lingering snow” というみたいです。
「消え残る雪」や、「残雪」という意味で使われるよう。
“lingering”には「なかなか消えない」や「いつまでも残る」という意味があります。
ちょっと日本語の「なごり雪」とは違うかな?
また、「冬の終わりに、または春先に降る雪」で“snowfall at the end of the winter or the beginning of spring”とも言います。
ちょっと例文が思いつかず…(゚ー゚;A
春になっても残る雪は「残雪」
これも“lingering snow”と言ったり、「残っている雪」ということで“remaining snow”。
例文:春が来て残雪がゆっくり溶け始めた。
Spring came and the snowpack started to melt slowly.
なかなか溶けずに残る雪は「根雪」
これは“continuous snow cover”。
“continuous”が「つながった、途切れない」という意味なので、「途切れることなく覆っている雪」で「根雪」ということかな。
単純に春まで残る雪と言う言い方もできますね。
例文:これは根雪になりそうだ。
This snow will stay until spring.
年中溶けない雪は「万年雪」
「万年雪」は“perennial snow”や、“permanent snow”、“perpetual snow”、“eternal snow”。
“perennial”は「長続きする、永続する」、
“permanent”は「永続する、不変の、永久的な」、
“perpetual”は「永遠に続く、恒久の、果てしない、終わりがない」、
“eternal”は「永遠の、不変の、永久の、不滅の、無限の」、
とどれも永く続くと言う意味の単語ですね。
例文:あの山は万年雪で覆われている。
That mountain covered with eternal snows.
まとめ
他にも降った雪の状態(ぼたん雪とか細雪とか)や、積もった状態(新雪やどか雪、雪明りなんかもそうかな)など様々な日本語の表現がありますね。
まだ雪が降っている間にその辺の英語表現も勉強してみます。
でも実際の会話で使えるのかな?(・・*)ゞ