昨日は西日本を中心に結構雪が降りましたね。
以前、いろんな雪の表現についてまとめましたが、そ言ういえば単純に「雪がたくさん降った」と言う表現については触れてなかったかな・・・?
英語で「雪がたくさん降ったね」
と言うわけで、「雪がたくさん降ったね」は英語で、
- It snowed a lot last night.
- We had a lot of snow last night.
- There was a lot of snow last night.
と、単純な表現でも3パターンあります。\(;゚∇゚)/
“snow”は「動詞」と「名詞」がある
実は“snow”は、「動詞」で使われる場合と、「名詞」で使われる場合があるんですねー・・・。
snow
- <自動詞>
- 雪が降る
- 雪のようにドッと来る、殺到する
- <他動詞>
- ~を雪のように降らせる
- 〜を雪で覆う
- 《米俗》(巧みな言葉で人を)だます、信じさせる、説き伏せる
- <名詞>
- 〔不可算名詞〕雪
- 〔可算名詞〕降雪
「動詞」の “snow”
It snowed a lot last night.
この場合の “snow”は「動詞」として使われています。
“snow”は「動詞」として使う場合は、主語は“it”が使われます。
例えば、
- It snowed today. 「今日雪が降った。」
- It is snowing. 「雪が降っている。」(現在進行形)
- It was snowing all night. 「一晩中雪が降っていた」
- It snowed heavily yesterday. 「昨日大雪が降った。」
- It snowed hard yesterday. 「昨日大雪が降った。」
- It snowed a good deal last night. 「昨夜、大雪が降った。」
- It snowed pretty much last night. 「昨夜はかなりたくさん雪が降った。」
- It has been snowing since last night. 「昨夜からずっと雪が降っている。」(現在完了進行形)
などなど。
「たくさんの雪」とか「大雪」、「激しく降った」みたいな感じで“heavily”や“hard”が一緒に使われます。
あと、量を表す“a lot”や、“pretty much”(prettyはあってもなくてもいいです)などを使ってもいいですね。
“a good deal”は「たくさんの量」という意味です。
「名詞」の“snow”
We had a lot of snow last night.
There was a lot of snow last night.
この2つの例文は“snow”を「名詞」として使っています。
「名詞」で使う場合の主語は、
- We have ~.
- There is ~.
の2通りあります。
めんどくさいですね(笑)
ちなみに「名詞」の“snow”は〔不可算名詞〕と〔可算名詞〕があります。
違いは、「雪」を大きくとらえた場合?、全般的に捉えた場合は数えられない名詞ということで〔不可算名詞〕。
1回の降雪という風に捉えた場合は、一応、何回降ったという風に数えられるので、数えられる名詞ということで、冠詞の“a”がつきます。
う〜ん、ややこしい。
もちろん、“a lot”を“heavy”に言い換えてもいいですね。
- We had a heavy snow yesterday.