前回、英文メールの書き出しについてまとめてみましたが、当然書き出しがあれば書き終わりもあります(^^;)
日本語だと、「敬具」とか「草々」、メールなら「よろしくお願いします」などで書き終わりますが、英語にも決まった表現があるのでしょうか?
フォーマルな表現は“Sincerely”
初めて送る時や顧客、取引先に送る時はフォーマルな表現を使った方がいいかなと思います。
日本語でも同じですよね。
“Sincerely”は「心から、本当に」という意味の副詞です。
手紙やメールの最後に添えると「真心を込めて」というような意味合いになります。
“Sincerely”の後は名前はフルネームで書きます。
“yours”を付けるとさらに丁寧な表現になります。
「あなたのために」といったニュアンスが加わります。
<例>
Sincerely,
Mimi ◯◯
Sincerely yours,
Mimi ◯◯
例のように名前は改行して書かれていることがほとんどです。
“Sincerely”よりカジュアルな“Regards”
“Regards”は「心遣い、敬意」を意味する名詞です。
手紙やメールの結びの表現として使う時は、「敬意を込めて」といった意味合いになります。
割と日常的なビジネスメールで使われる結びの言葉ではないかなと思います。
“Sincerely”よりは少しカジュアルな表現になるので、何度かメールのやり取りをするような、仕事上でもそれなりに親しい人に対して使う表現だと思います。
“Regards”の後には「自分の名前」を書きます。
名前はFirst NameでもLast Nameでもどちらでもいいみたいですが、仕事上のメールならLast Nameの方がいいかもしれませんね。
親しくなったらFirst Nameの方がいいかもです。
<例>
Regards,
Mimi
さらに親密度が増した時は
さらに親密度が増したかな、と言う時は「Regards」に「Kind」や「Best」などの形容詞を付けることがあります。
“Best regards”は「最上の敬意の気持ちを込めて」、
“Kind regards”なら「思いやりと敬意を込めて」、
また“Warm regards”なら「温かい気持ちと敬意を込めて」
という意味合いを含んだ表現になります。
もちろんこれらの表現も自分の名前を添えましょう。
親しい人に対するメールなのでFirst Nameで大丈夫です。
<例>
Kind regards,
Mimi
Best regards,
Mimi
Warm regards,
Mimi
まとめ
基本的にはこの3種類の表現で事足りるのではないかなと思います。
ただ、友達のようにかなり親しくなった人に送るにはちょっと堅い表現かもしれませんが。
友人や恋人に送る時はまた違った表現があると思いますが、とりあえず英文メールを送るような友人もいないので、少しずつ覚えていこうと思います(^^;)