2017年の6月終わりにアメリカへ行き、CZT(ゼンタングル認定講師)になって早1年以上が経ったんですね!
日本に帰ってから、ゼンタングルの楽しさ・おもしろさを伝えるため、ゼンタングルのワークショップをするようになってからは丸1年が過ぎました。
あらためてワークショップをするときに気をつけていることを確認がてらまとめて行こうと思います。
ワークショップ前:伝える内容・教える内容をまとめる
ゼンタングルは紙とペンがあれば誰でも描けます。
なので自分がゼンタングルのワークショップを受けに行った時なんかは、
本当にいつの間にかいい感じの絵が仕上がってる!
とびっくりしました。
しかし、いざ自分が教える立場になると……ものすごく色々考えます!ヾ(;´▽`A“
どうしたら、どう言えば?
ゼンタングルの楽しさを伝えられるか?
魅力?可能性?
などなど……
何よりゼンタングルの空気感とか、
描き上げていく過程や、
描き上げた時の感動とか、
他の人が書いたタングルと作るモザイク・タイルの面白さとか。
伝えたいことはいっぱいあるのですが、ワークショップは時間が決まっています。
無限に話し続けるわけにはいきません。
仮にずーっと話してていいよと言われても自分の体力が持ちません(^▽^;)
なので、絶対に伝えるべきこと・伝えたいことをまとめます。
話す内容もある程度順番も決めて、必要なときはスライドも用意します。
こじんまりとした場所ならタブレットで見せながらもできますし。
なので、実はけっこうワークショップをする前は考えてます。
もしかしたら、私のワークショップを受けに来た人は、行き当たりばったりとか、あんま考えてなさそうに見えるかもしれませんが、ちゃんと考えてます。
ワークショップは、始まったら何があろうと終わるしかないので(; ・`ω・´)
ワークショップ時に気をつけていること
⑴ 声は大きく・はっきり話す
もともとそんなに声が大きいわけでも、通る方でもないので、意識的に声を大きく話すようにします。
それと話すときはなるべく顔を上げて、一人一人参加者の方の顔を見て話すようにしてます。
下を向いて話すと、やっぱり声がこもって聞こえにくくなると思うし、
話している人の顔が見えないと信用できないかなーとも思うので。
描きながら説明するときは、さすがに難しいですが。
⑵ 話すスピードはゆっくり目に
話すスピードも意識的にゆっくり目に話すようにします。
緊張していたり、伝えたいことを全部伝えなきゃ!
みたいに思っていると、無意識に話すスピードが早くなってしまいます。
自分で普通かな?
と思っている速さでも、聞き手からしたら早口に感じることもあります。
とくに耳慣れない言葉や単語、普段接していないような内容だと特に聞き取りにくかもしれません。
ゼンタングルは英語というか、カタカナを使うことが多いですからね。
たまに日本語に置き換えて説明できるときは、ゼンタングルの用語を伝えてから日本語に置き換えたりします。
例えば、
「プランタンは、日本語だと“ぐるぐる”とか“渦巻き”みたいな感じです」
といった感じです。
⑶ わかりやすい言葉を使う
これは、先ほどの日本語に置き換えて説明するのとほぼ一緒ですね。
ゼンタングルではないですが、ネットとかパソコン関係の話をしていると、専門用語がバンバン飛び交いますよね(;^ω^A
その世界にいる人たちにしたら、ごく普通に使う言葉なのですが、耳慣れない人からすれば、
「え?それ何語?日本語?」
となってしまいます。
わからない単語・言葉が増えれば増えるほど、話を聞きたいという気持ちがどんどんなくなってしまいます。
それはとてももったいない事なので、わかりやすい言葉に置き換えられるなら置き換えましょう。
小学生とまではいかなくても、少なくとも中学生が一回聞いて理解できる内容にした方が、参加者の方の理解度や満足度は上がると思います。
あとは、セクションというか、段落、区切りのいいところで、毎回
「ここまででわからないことや聞きたいことはないですか?」
と確認します。
疑問やひっかかりをなくしながら進めます。
⑷ 臨機応変に内容や順番を変える
ゼンタングルのワークショップをしていると、毎回参加者が全員同じということはないので、当然出てくる質問とか進み具合とかは変わります。
質問の内容などによっては、準備したものと順番が変わったりします。
それはそれでいいと思います。
大事なことは、参加者の方に満足して楽しんでもらうこと。
ただし、絶対に伝えたいことは最初にしっかりと伝えます。
そしたらあとはもう臨機応変に。
参加者の様子をみながら進めていきます。
もうこの辺は回数をこなして慣れていくしかないですよね(;^ω^A
ゼンタングルの魅力は実際にやってみないと伝わりにくい
ゼンタングルの書き方についてはたくさん本も出てますし、CZT(ゼンタングル認定講師)から教わらなくても、自分で本を見ながら描くことは出来ます。
自分もワークショップを受けにいくまでは本を見ながら一人で描いてました。
でも、やっぱり本だけではわからない、伝わってこないこともあります。
空気感とでも言えばいいんでしょうかね?
ゼンタングルのあの感じは……なんと言えばいいのかな。
やっぱり言葉で説明するのは難しいです(;´▽`A“
ごめんなさい。
気になる人は是非、CZT(ゼンタングル認定講師)のセミナーやワークショップを受けにいってみてください。
それは、私のでも、ほかのCZTのでもいいので、是非ゼンタングルの魅力に触れて見てください。( ´ ▽ ` )ノ
あ、一番上の画像は今まで描いたトラディショナル・ゼンタングル(白いタイルに黒いペンで描く基本のもの)をいくつか選んで並べてモザイク・タイルにしたものです。
描いた時期はバラバラですし、特に関連性を持たせて描いたものでもないですが、なんとなく繋がって見えたりもして面白いですよね。
ワークショップ時に気をつけてることをまとめてみて
毎回ちゃんとできてたかな……と軽く反省中。
そしてゼンタングルのワークショップでだけじゃなくて、セミナーで気をつけてることも混ざってますね。
まぁでも基本は(ゼンタングルに限らず)参加者にとって、
- わかりやすく
- 聞き取りやすく
- 楽しい
と思ってもらえることが大事ですからね。
さて、このあとのゼンタングル・ワークショップに向けての準備に取りかかりますか。╭( ・ㅂ・)و̑