CZTAE:2020 のクラスで描いたゼンタングル。
なんだかクリムトのような雰囲気になりました。
フラグメンツで描くゼンタングル
これは、CZTAE:2020の、Deb Bowyer CZT による「Fan Fragments」というクラスで描いたタングルです。
CZTAEは、Debbie New CZTと、Stephanie Jennifer CZTが中心となって活動している、シンガポールの7F5R チームが主催する、ゼンタングル認定講師(CZT)向けのクラスです。
昨年からオンラインで開催され、世界中のCZTが参加できるようになりました。
たくさんのCZTによるさまざまな提案がされた動画クラスを、なんと1年間視聴することができ、しかもここで学んだ内容は自分のクラスで使っても良いというまさにCZT(ゼンタングル認定こうし)のためのクラスです。
私も昨年のCZTAE:2020を受講しました。
ちょうど去年の8月だったので、もうすぐ視聴期間が終わるということで、やわやわ見直している今日この頃。
というかまだできていなかったクラスもあったりで、ちょっと焦ってます。
夏休みの宿題を最終日に一気にやっている気分……
前半は頑張るんですよね、途中中だるみして、後半一気に追われるという、大人になっても変わらないんだなと実感しております……
このタイルでは、フラグメンツと呼ばれる小さな模様を、小さなピース1つ1つにそれぞれ描いています。
ところどころ、黒や金色で塗りつぶしたりもしていて、そのせいか、なんだかクリムトのような雰囲気になったなぁと思いました。
クリムト
クリムトといえばこの『接吻』の絵が有名かなぁ。
この絵は、高校の文化祭で巨大パネルにみんなで描いたなぁという思い出が。
美大の卒論でもクリムトあつかったなぁ、そういえば……
『生命の樹』という作品が結構好きなんですが、実はこの作品すごく横に長いんですよ。
ストックレー・フリーズっていう、ベルギーのアドルフ・ストックレーさんという方のお屋敷の食堂に描かれた壁画なんです。
一体どんな豪華な邸宅なんだ!?って感じですよね。
ちなみにストックレー邸は世界遺産にもなってるんですよ。
いつか行ってみたいですねぇ。
ストックレー・フリーズの原画は、オーストリア応用美術博物館が所蔵してます。
今こうしてみると、生命の樹の模様がゼンタングル模様のプランタンのようにも見えてくるから面白いですね。
クリムト自身は、かなりジャポニズムの影響を強く受けてるんですけどね。
渦巻模様や黄金の背景は、日本の屏風絵の影響だそうです。
おもしろいですね。
ちょっと、というかだいぶ話が脱線しましたが、案外、自分で調べて勉強したことは時間が経っても覚えてるもんですねぇ。